東京五輪金の乙黒拓斗ピンチ…決勝進出も右足甲負傷で自力歩行できず パリ五輪懸かる18日出場可否は「治療状況で判断」

 準決勝で右足を痛め、試合後、背負われながら治療へ向かう乙黒拓斗(撮影・伊藤笙子)
 準決勝で山口海輝(左)を破ったもの、痛みで顔を上げられない乙黒拓斗(撮影・伊藤笙子)
 準決勝に勝利するも、試合後苦悶の表情を浮かべる乙黒拓斗(撮影・伊藤笙子)
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 「レスリング・明治杯全日本選抜選手権」(17日、東京体育館)

 世界選手権(9月、ベオグラード)代表選考会を兼ねて行われた。男子フリースタイル65キロ級は、東京五輪金メダルの乙黒拓斗(24)=自衛隊=が決勝進出を決めたものの、準決勝で右足甲を負傷。パリ五輪代表選考につながる18日の決勝は、治療の状況も踏まえて出場可否を判断するという。

 2-0とリードしていた乙黒だったが、試合時間4分過ぎにマット上に座り込んだ。右足甲を痛めた様子で、シューズを脱いで負傷箇所を確認。長い中断を経て試合を続行し、すぐに2-2に追いつかれたものの、試合終了直前に3-2と勝ち越した。薄氷の勝利を飾ったが、勝ち名乗りを受けた後は自力で歩けず、コーチに背負われてマットを後にした。

 試合後は治療のためインタビューには応じなかった。日本協会を通じ、所属の井上謙二監督は「今年の初めに合宿で痛めた右足甲を試合で痛めた。明日の出場可否については治療の状況も踏まえて判断する」とコメントを発表した。

 乙黒は昨年12月の全日本選手権を制しており、今大会も優勝すれば世界切符獲得。さらに、9月の世界選手権でメダルを獲得すればパリ五輪代表に内定する。ただ、今回優勝を逃せば、7月1日のプレーオフで明治杯覇者と一騎討ちで争うことになるだけに、五輪連覇に向けて短期間で難しい選択を迫られる。

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