霧馬山“出稽古ツアー”開始 充実の表情「よかったですね」大関とり足固めへ鍛錬積む
大相撲初場所で11勝を挙げた小結霧馬山(26)=陸奥=が9日、都内の荒汐部屋に出稽古し、関脇若隆景、小結若元春(ともに荒汐)らと19番とって16勝3敗と圧倒。「よかったですね」と充実の表情を浮かべた。
大関とりの足固めを期す春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)へは“出稽古ツアー”で鍛錬を積む。荒汐部屋を皮切りに、高砂、追手風などの各部屋を回る予定。元大関で再入幕が濃厚な朝乃山(高砂)、先場所敗れた大栄翔と翔猿(ともに追手風)との手合わせを希望する。
「できればあちこち行って。出稽古に行って、自分は強くなったし」と最大限に利用する構え。新関脇昇進が確実な春場所を「関脇に上がると、その上が二つある。楽しみ」と待ち望んだ。





