飛び込み・榎本が4位大健闘に涙「いろんな人に支えてもらってここまでこられた」本職でない高飛び込みに出場

 「栃木国体・飛び込み」(13日、日環アリーナ栃木)

 成年女子高飛び込みが行われ、世界選手権代表の榎本遼香(栃木・栃木県スポーツ協会)が352・20点で4位となった。1位には同代表の板橋美波(滋賀・滋賀県スポーツ協会)が入った。

 榎本は昨夏の東京五輪では3メートル板飛び込みに出場。本職ではない種目の出場となったが、それでも持ち前の長身を生かした美しい演技で高得点を連発。3本目の205Bでは「得意種目なのでもちろん狙っていこうと」と、審判員から10点満点の評価を得る完璧な演技で84・10点をマークした。

 試合後には悔しさや、うれしさいろんな感情が入り交じり涙。栃木県代表として出場する“地元国体”だっただけに「本当にいろんな人に支えてもらってここまでこられた。欲を言えば表彰台に乗りたかったが、練習でしてきたことが出せて内容的には満足している」と話した。

 15日には本職の3メートル板飛び込みに出場する。「メインでやってきた種目、そこは順位にこだわって表彰台に乗れるように頑張りたい」と意気込みを語った。

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