東京五輪100M代表・多田修平がA決勝に残れず、B決勝を棄権 陸上織田記念国際

 「陸上・織田記念国際」(29日、エディオンスタジアム広島)

 男子100メートル予選で昨年の東京五輪代表の多田修平(25)=住友電工=は、10秒57(向かい風0・7メートル)で予選2組の5着。A決勝には残れずB決勝に回ったが、大会関係者によると「左ハムストリングの緊張力が高い」として出場を棄権した。

 予選は強い雨が降る悪天候。レース後には「気温などもあると思うけど、自分の走りができなかった。スタートも(うまく)切れなかった。緩めてしまった部分もあるが、反省して次に向かいたい」と話していた。

 10秒01の自己記録を持つ多田は、世界選手権(7月、米オレゴン)が控える今季、9秒台を視野に入れている。28日の記者会見でも、大台突破を「100%狙う気持ちでやっていきたい。(9秒95の)日本記録も出したい。勝負をしていく中で自然と出せれば」と意欲を見せていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス