卓球五輪代表が全滅 伊藤美誠は涙目 19歳ホープに苦杯「思考停止だった」

 女子シングルス準々決勝で長崎美柚(右)に敗れた伊藤美誠
 
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 「卓球・ライオンカップ・トップ12」(5日、アリーナ立川立飛)

 第1回2024年パリ五輪代表選考会として行われた。女子は準々決勝で、東京五輪混合ダブルス金メダルの伊藤美誠(21)=スターツ=が、長崎美柚(日本生命)に2-4で敗戦。五輪団体銀メダルの石川佳純(29)=全農、平野美宇(21)=日本生命=も8強で散り、五輪代表3人が全滅の波乱となった。

 パリ五輪代表レースは波乱の幕開けとなった。エースの伊藤は19歳のホープに苦杯。「どうやって点を取っていいかわからず迷った。どんどん相手が点を取っていって不思議な感じだった」。大会直前の練習から、ボールが強く前に行かない感覚に陥っていたという。「足が止まってしまい思考停止だった。自分でも笑っちゃう。初めての感覚」。目に涙もにじんだ。

 連鎖するように石川、平野も準々決勝で姿を消した。2人は、4強が条件だった世界選手権団体戦(9~10月、中国・成都)の代表も落選。07年から14大会連続で出場してきた石川は「残念ですね。ずっと出てきたので」と淡々と受け止めたが、代表選考は昨夏の五輪団体で活躍した“飛車”と“角”を欠くことになる、まさかの展開となった。

 パリ五輪に向けて、日本協会は国内選考会を重視する方向性を示しており、24年1月まで選考大会が続く。関東で「春一番」が吹いたこの日、卓球界で吹き荒れた“春の嵐”。いきなり波乱含みの気配が漂っている。

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