平野美宇の妹・亜子が全日本初勝利「すごく自信になった」姉の東京五輪活躍から刺激

 第1セットを接戦の末に先取し、ガッツポーズの平野亜子(撮影・西岡正)
 第2セット、レシーブを返す平野亜子(撮影・西岡正)
 第3セット、スマッシュを打つ平野亜子(撮影・西岡正)
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 「卓球・全日本選手権」(24日、東京体育館)

 ジュニア女子1回戦が行われ、東京五輪女子団体銀メダルの平野美宇(21)=日本生命=を姉に持つ高校2年の平野亜子(山梨・甲府西高)が、田中なつみ(宮崎・日南学園高)を16-14、11-5、11-6で下し、2度目の出場で大会初勝利を挙げた。

 三姉妹の末っ子で、初出場だった昨年は初戦で敗退。この日はベンチに母・真理子さんが入り、最高峰の大会で待望の1勝を挙げると、軽く拳を握って喜んだ。「すごくうれしいです。自分から攻めていけたところがすごくよかった」と声を弾ませ、「まず1勝して(目標は)達成できたので、今日勝てただけでもすごく自信になった。明日からの試合も自分の全力を出し切って、表彰台に上りたい」と語った。

 昨夏の東京五輪では長姉の美宇が銀メダルを獲得したが、「素晴らしい試合を見て、自分ももっと頑張ろうと思いました」と、刺激を受けたという亜子。今大会前、美宇からは「頑張って」とエールをもらったといい、「全日本初勝利しましたと(姉に)言いたい。あと、チョコレートケーキをお願いしますと言いたい。大好きなので」と笑わせた。

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