羽生結弦がエキシビでロックな昨季SP披露 応援に感謝「涙が出そうな瞬間がたくさん」

メダリスト・オン・アイスに登場した羽生結弦(撮影・堀内翔)
メダリスト・オン・アイスに登場した羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・堀内翔)
メダリスト・オン・アイスに登場した羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・メダリスト・オン・アイス」(27日、さいたまスーパーアリーナ)

 全日本選手権の上位選手、北京五輪代表によるエキシビションが行われ、大会2連覇で3大会連続の五輪代表となった羽生結弦(ANA)はトリで登場。20-21年シーズンのSP「レット・ミー・エンターテイン・ユー」を白を基調に黒とゴールドのラインが入った新衣装とともに、ジャンプは3回転フリップ、4回転トーループとやや着氷が乱れたが、ロックな熱い滑りで観客を魅了した。

 「SPなんで大変なんですけど、4回転を入れようと思ってやれたんで良かったです。こういう世の中だからこそ楽しんでほしいというメッセージがある。やってる本人はキツいんですけど、楽しんでいただけたらなと思って滑りました」。アンコールでは今季のSPである「序奏とロンド・カプリチオーソ」の超絶ステップを披露した。今季初戦で圧巻の演技をみせ、3度目の夢舞台への切符を獲得。「僕も本当に涙が出そうな瞬間がたくさんありました。これからもまだまだ頑張るんで、どうか応援してあげてください。お願いします」と語り、五輪に向けては「本当にあっという間に五輪が来ると思います。それまでどれだけ練習できるか、どれだけ健康にスケートができるか。1つ1つ大切にしながら、五輪に向けて頑張っていきたいと思います」と力を込め、「皆さんも健康でフィギュアスケートを応援してください」と、呼びかけた。

 3年ぶりに全日本女王に返り咲いた坂本花織(シスメックス)は、「タンゴアモーレ」を躍動的に舞い、男子全日本2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)はマイケル・ジャクソンメドレーで氷上ムーンウォークを披露した。

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