来年初場所も上限5千人 相撲協会、春巡業は中止
日本相撲協会は30日、来年の大相撲初場所(1月9日初日・両国国技館)の観客数を定員の約半分に当たる1日5千人を上限にすると発表した。新型コロナウイルス禍による措置。来年の春巡業は中止とし、全国各地を回る巡業は昨年の春から全て取りやめとなっている。
九州場所(11月14日初日・福岡国際センター)は7月の名古屋場所と同じく番付発表後に協会員全員がPCR検査を受ける。陰性を確認した上で、部屋単位で乗り込む。
関係者によると、ワクチン接種証明などを使った入場者数の制限緩和の実証実験を、早ければ来年3月の春場所での実施を検討している。