東京国際大ビンセント爆走!14人抜き2区で区間新 東洋大・相沢の大記録8秒も更新

 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)

 一歩一歩、地面を蹴るたびに前との距離が縮まり、瞬く間に後続との差が広がった。東京国際大のビンセント(2年)が14人抜きの爆走。6・8キロ付近で集団を一気にかわすと“花の2区”で区間新記録を更新。チームを先頭へと導き、往路6位発進に貢献し「狙っていた通り走った」と胸を張った。

 昨年大会では3区を走り、59分25秒の区間新記録を樹立。直前の2区で、東京五輪1万メートル代表にも内定した相沢晃(東洋大)が箱根史上初の「5分台」となる1時間5分57秒の新記録を残していた。大記録を8秒も塗り替え、「結構チャレンジなコース。きつかった」と振り返ったが、タスキを渡し終えた後も余裕の表情だった。

 「今年最初のレースだからモチベーションを上げるためにいい記録を作りたかった」と言うように、ゴールは箱根ではない。「将来はマラソンを走りたい。キプチョゲのマラソンの世界記録(2時間1分39秒)を抜きたい。自信持ってます」。好きな食べ物は牛丼。速さへこだわり、追求する。

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