創価大“激坂王”三上雄太も区間2位 強気の攻めで山職人抑えた

 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)

 出場4度目の創価大が5時間28分8秒で初の往路優勝を果たした。4位の嶋津雄大(3年)が首位を奪う激走。5区の三上雄太(3年)がリードを広げ、2020年の往路7位が最高成績だった伏兵が歓喜をつかんだ。

 往路優勝のもう1人の立役者は“激坂王”の三上だ。1位でたすきを受け取ると、箱根駅伝初出場ながら山上りの5区で区間2位。各校の“山職人”を抑えて首位でゴールテープを切ると、「出し切った安心しかない」と満面の笑みで喜んだ。

 坂をものにする予兆はあった。20年11月、小田原料金所~箱根大観山口の「激坂最速王決定戦2020@ターンパイク箱根」の登りの部(13.5キロ)で優勝。箱根路にも「上りに関しては自信があった」と焦らず挑んだ。

 4区で創価大が先頭に立ったことで「優勝は確信した」。終盤は「足が動かなくてぎりぎりで上り切った。下りは足を壊す勢いで走った」と、苦しい状況でも強気に攻めた。復路でも「この流れをゴールまで持って行ってほしい」と仲間への期待を込めた。

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