森喜朗会長 五輪・パラ本番へ「問題は観衆」「どれだけ神様が味方してくれるか」

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は24日、新型コロナウイルスの影響で来夏に延期された大会に向けて、国内の競技団体との協議会をオンラインで開催した。五輪36団体、パラリンピック26団体が参加し、冒頭で組織委の森喜朗会長があいさつした。

 「安心・安全な大会の実現に向けて課題はまだ山積している状況。引き続き、関係団体と緊密に連携して準備していきたい。一番の問題は観衆。無観客となるのか、どれだけのお客さんが入るのか、無制限でいけるのか。これはまさに天との勝負。神様がどこまで味方してくれるかにかかっている。どういう立場になってもきちんと対話できるように努力する取り組みを進めている。人類がコロナに打ち勝って来年の東京大会を実現することは組織委員会の使命。五輪・パラリンピックの聖火は、世界の人々にとって希望の火となることを信じている」などと呼びかけた。

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