佐藤駿が「進歩」実感V「段々よくなっている」

男子シングルスで優勝した佐藤駿のフリーの演技(代表撮影)
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 「フィギュアスケート・東日本選手権」(7日、小瀬スポーツ公園アイスアリーナ)

 男子フリーは、ショートプログラム(SP)1位の佐藤駿(16)=フジ・コーポレーション=がフリー147・34点の合計229・18点で優勝した。

 冒頭の4回転ルッツはなんとか着氷。続く4回転サルコー、4回転トーループで立て続けに転倒したが、10月の関東選手権からは26点得点を伸ばし「だんだん完成度もよくなってきている」と話した。

 特に冒頭の4回転ルッツは「かなりいい形だった」と手応え。演技後半でトリプルアクセルを着氷したことも「進歩」と語った。

 また、表現力を表す演技構成点は、関東選手権フリーでは全て6点台だったが、この日は5項目中4項目で7点台をマーク。ジャンプも、プログラムの完成度も、着実に成長しているだけに「NHK杯や全日本では小さいミスを減らして、まずはSPでノーミスの演技をすることを目標に頑張りたい」と意気込んだ。

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