12歳の松島輝空、張本に並ぶジュニア男子4強入り 最年少優勝へ前進
「全日本卓球選手権」(16日、丸善インテックアリーナ大阪) ジュニア男子の準々決勝で「張本2世」と呼ばれる松島輝空(そら、12)=木下グループ=が、世界ジュニア代表の曽根翔(愛工大名電高)を3-2で破り、準決勝へ進出した。同日に決勝まで行われる。ジュニアの史上最年少優勝は福原愛の中学1年で、小学6年の松島には最年少優勝の期待がかかっている。
松島は今大会でシニアの男子シングルスにも初参戦。初戦の2回戦で大学生に勝利し、張本智和以来となる小学生でのシニア1勝を挙げた。シニアでは3回戦で敗れている。
卓球選手だった両親の影響で2歳からラケットを持ち、昨年の全日本選手権で張本智和と並ぶジュニア男子史上最高となる小学5年で8強入り。全日本選手権世代別で小学1年から6連覇など、張本がつくった記録に並ぶ快進撃を続けている。