早田ひな セルビアOP制覇の裏でカメムシとも連日激闘

 卓球のワールドツアーチャレンジ・セルビアオープン女子シングルスで優勝した早田ひな(18)=日本生命=が7日、関西空港へ帰国した。先月末の世界選手権個人戦(ブダペスト)で伊藤美誠(スターツ)と女子ダブルスの銀メダルを獲得した後も、チームで唯一帰国せずに転戦。「日本代表は誰も出ていなかったけど、ダブルスから気持ちを切り替えてシングルスで優勝を狙ったのでホッとした」と話した。

 世界選手権前は「約1カ月間、女子ダブルスばかり練習していた」。セルビアオープンは強豪選手が少ない大会だったが、シングルスの感覚を取り戻すために「絶対に負けてはいけない気持ちを持っていた。世界選手権のシングルスを自分でやっている感覚だった」と、大舞台での出場枠を逃した悔しさをここで消化した。

 セルビアではもう一つの“激闘”も。宿泊先のホテルに「カメムシが多くて窓が開けられず空気の入れ替えができなかった。(窓の外には)20~30匹はいた」と苦笑い。部屋の中にも数匹がいる状態で、連日の格闘の末、「決勝の日は2体撃破しました」とたくましい。

 次戦は東京五輪代表へ向けてのポイントが高いワールドツアープラチナ・中国オープン(28日開幕)。「プラチナ大会で結果を出すことを目標にしてセルビアに行き、その中で勝つことができた。いい形で中国オープンに入れると思う」と力強く語っていた。

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