本田真凜、鬼門の全日本克服へ「あとは楽しんで。自分のためにもいい演技を」

公式練習に臨む本田真凜=代々木第一体育館(撮影・中田匡峻)
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(19日開幕、代々木第一体育館)

 公式練習が行われ、19日にSPを迎える女子は16年世界ジュニア女王の本田真凜(18)=JAL=らが調整した。本田は3回転フリップで転倒が目立ち、苦しんだが終盤は修正。「明日に向けて、うまく調整していきたい。たくさんプログラムを通す練習をしてきて、いい演技も出来るようになっている。それを試合で出せるようにしたい」と、意気込んだ。

 全日本ではジュニア時代の16年大会で4位に入ったが、17年は7位、昨年は15位とシニア転向以降は苦しんでいる。「一昨年、去年と全日本では気持ちの部分が試合前に落ちていた。それまでは氷にのって曲が始まれば大丈夫だと思えたけど、不安を引きずってしまっていた」と分析。苦手を克服すべく、直前に国内大会2大会に出場。「2週連続で試合に出て、良い演技もできた。あとは自信をもって、自分のためにもいい演技をしたい。試合を楽しみたい」と、自らの殻を破ることを誓った。

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