国際大会Vデビュー18歳・古賀若菜「東京五輪近づけるように」五輪女王倒し手応え

 柔道女子48キロ級で、シニアでの国際大会デビュー戦となったグランプリ(GP)モントリオール大会を制した古賀若菜(18)=福岡・南筑高=が9日、カナダから成田空港に帰国し「初めての大会で優勝できてよかった」と笑顔で振り返った。

 高校3年の新星は、しっかり組んで得意の足技を飛ばしながら前に出る柔道で、海外選手にも力負けしない堂々とした戦いぶりで勝ち進んだ。準決勝ではリオデジャネイロ五輪女王のパレト(アルゼンチン)から反則(指導3)で金星を奪い、「(技の)ポイントは取れなかったけど、うまく相手の動きを見ることができた。(技の受けの部分は)そこは良かった」と手応えをつかんだ様子だ。

 東京五輪に向けて、この階級は世界選手権(8月25日開幕、日本武道館)代表の渡名喜風南(23)=パーク24=が1番手で走っているが、割って入るチャンスもわずかながら残っているといえる。代表争いに名乗りを上げた古賀は「(今後の)全ての大会で優勝できるように、東京五輪にもうちょっと近づけるように頑張る。日本国内でもうちょっと上を目指して、国際大会でもまた負けずに優勝できるように頑張る」と猛アピールを誓った。

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