柔道の全日本実業団体対抗大会第1日は8日、群馬県高崎市の高崎アリーナで行われ、2004年アテネ五輪男子100キロ超級金メダリストで約7年ぶりとなる公式戦に出場した鈴木桂治の国士舘大クが男子3部を制した。
男子日本代表コーチを務める鈴木は一日限定の復帰。1回戦から決勝までの6試合全てに出場し、4勝2引き分けとチームに貢献した。
5チーム総当たりで争う女子1部は世界選手権57キロ級女王の芳田司らを擁するコマツが4戦全勝で2年ぶり12度目の優勝を果たした。昨年覇者で、世界選手権70キロ級2連覇中の新井千鶴が主力の三井住友海上は3勝1敗で2位だった。