桐生祥秀ら サニブラウンの日本人2人目となる9秒99に刺激

 陸上のセイコー・ゴールデングランプリ大阪に出場する有力選手が大会前日の18日、大阪市のヤンマースタジアム長居で会見した。11日に米国で行われた男子100メートルでサニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)が日本人2人目の9秒台となる9秒99を出したことを受け、選手たちは「刺激になった」と口をそろえた。

 9秒98の日本記録を持つ桐生祥秀(日本生命)は「いい刺激になったし、勝負して日本陸上界が盛り上がったらいい」と台頭を歓迎。自己ベスト10秒00の山県亮太(セイコー)は「日本のスプリンターのレベルが上がっているのは僕にとっても刺激になる。後に続けるように頑張りたいし、今のレベルを1つずつ上げることにあらためて集中しないと、と思った」と背筋を伸ばし、記録更新に意欲を見せた。

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