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【専門家の目】貴景勝休場“損傷”の程度で変わる復帰時期 断裂なら手術も

 「大相撲夏場所・5日目」(16日、両国国技館)

 4日目の小結御嶽海戦で右膝を負傷した新大関貴景勝(22)=千賀ノ浦=が5日目の16日から休場した。日本相撲協会に「右膝関節内側側副靱帯(じんたい)損傷で今後約3週間の加療を要する見込み」との診断書を提出した。今後は再検査を受け治療方針を決めるが、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は手術の選択肢も否定しなかった。右膝関節内側側副靱帯損傷について、松本クリニックの松本浩彦院長に見解を聞いた。

  ◇  ◇

 貴景勝関が右膝内側側副靱帯損傷のために休場するとのニュースが飛び込んできました。損傷といってもいろいろあり、靭帯が伸びるだけのもの、靭帯の一部が切れるもの(不全断裂)、靭帯が完全に断裂するもの、と3段階に分類されます。

 今回の「損傷」が3つのうちどの程度かによって、今後の復帰時期は大きく変わってきます。靭帯が伸びただけの捻挫に近いものであれば、うまくいけば名古屋場所には復帰も可能です。完全断裂でしたら間違いなく手術でしょうから、3カ月から長い時は半年ほどのリハビリを必要とします。不全断裂でも関節鏡を用いた手術になる公算が大きく、これでも最低2カ月はリハビリが必要です。

 現時点では損傷の程度がわかりませんので、精密検査の結果が発表されれば、大体の復帰時期も予想できると思います。今が上り調子の関取ですから、軽いケガであってほしいものです。

 ◆松本浩彦(まつもと・ひろひこ)芦屋市・松本クリニック院長。内科・外科をはじめ「ホーム・ドクター」家庭の総合医を実践している。同志社大学客員教授、日本臍帯プラセンタ学会会長。

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