「競泳・日本選手権」(8日・東京辰巳国際水泳場)
男子50メートル自由形決勝が行われ、前日の準決勝で21秒67の日本新記録を樹立した塩浦慎理(27)=イトマン東進=は21秒73で2年ぶり5回目の優勝を飾った。
しかし、世界選手権(7月、韓国・光州)代表の内定を得る21秒71の派遣標準記録には0秒02届かなかった。内定を得るためには決勝で切らなければならず、準決勝の記録では代表内定とはならない。
高速レースを制し「新記録を出したかった。昨年、いろいろあって休んだ中、こうして大会に出られるのはうれしい。勝負できるのもうれしい。楽しいレースでした」と振り返った。