大谷翔平 バンテリン大フィーバー!侍合流後初のフリー打撃で柵越え11発 ファンもチームメートも中日選手もくぎ付け

 「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026名古屋、侍ジャパン5-3中日」(27日、バンテリンドーム)

 3年ぶりの名古屋で、またしてもSHO TIMEだ。侍ジャパンの大谷翔平選手(31)が27日、合流2日目に初のフリー打撃を行った。4階席に放り込めば、弾丸ライナーでスタンドに突き刺した一撃…。天井スレスレの大飛球など、28スイング中、11本の柵越えを放ち23年の前回大会時同様に観衆の度肝を抜いた。また打撃ケージ裏には森下や牧ら野手陣が瞳を輝かせ、練習を終えた投手陣も足を止めた。球場全体が大谷ワールドに酔いしれた。

 侍が、侍に見とれていた。スタンドは放たれた1球ごとに驚き、どよめき、その行方を追っていた。拍手とどよめきが交差したSHO TIME。大谷が4階席まで運ぶ推定飛距離140メートル弾を含む11本の柵越えを披露し、大会連覇へ向けた力強い快音を響かせた。

 まさに有言実行だ。26日に侍ジャパンへ合流した際には「(メイングラウンドでのフリー打撃について)やりたいなと、もちろん思っている。明日また状態を見て」と予告。バットを持ってグラウンドへ登場しただけで待ちわびたスタンドからは大歓声が起こった。

 視線を独占した。時が進むに連れて、打撃ケージ裏には侍が続々と集結。中日ナインもベンチ前に整列した。時差ぼけがまだ残る状態の中、いざ開演だ-。3スイング目にいきなり今年から新設されたホームランウイングに放り込み、14スイング目には右翼4階席に運ぶ特大アーチにどよめいた。さらに3セット目は7スイングのうちに2度の連発を見せるなど、4本の柵越えを記録した。

 だが、大谷劇場はこれだけではない。練習時間を間違えたのか、1度目のグラウンド入りはわずか1分余り。この短い時間にもかかわらず、一目見ようとファンが最前列に殺到した。警備員が「自分の席にお戻りください」と何度も注意を促す事態に。キャッチボール後には、ボールをスタンドに投げ入れる粋なサプライズも行った。大会連覇を目指す大黒柱の帰還に名古屋が熱狂した。

 「前回同様にプレッシャーのかかる試合が多くなる。一試合一試合が大事だと思っているし、前回優勝したからといって今回簡単に勝てるというわけではないので。自分たちの野球をしっかりやることが大事だと思う」

 日の丸を背負う覚悟がある。3年前、世界一を奪還した日から見据えていた。「(26年も)出たいですね。そうなるように、最善の努力を毎年したいなと思います」。歓声が、鼓動に変わる。夢の続きがまた始まる。

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