川内優輝 副賞のドローンに困惑「どう使えばいいんだろう」本日も元気に出勤

 10日に行われたびわ湖毎日マラソンで日本人2位の8位となり、世界選手権(10月・ドーハ)代表入りがほぼ確実となった川内優輝(32)=埼玉県庁=が11日、一夜明け取材に応じた。

 レース後には代表に選出された場合、東京五輪選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)には出場しないことを明言。この日は改めて「ドーハに決まるかどうかだが、決まるつもりでやっていく」と、世界選手権1本で調整していく意向を示した。

 公務員としてのラストマラソンを終えて、4月からはプロランナーとして活動する。ただ、今月いっぱいまではしっかりと勤務する予定。レースで痛めた右ふくらはぎの影響で、この日も足を引きずっていた。「肉離れか、つっただけか。2日ぐらいは練習を休んで、3日たったらまた走りたい」。この日はレースの副賞でもらったドローンの入った紙袋を抱えながら「副賞がドローンでした。どう使えばいいんだろう」と困惑しつつ、無料バス、電車、新幹線を乗り継いで、職場へと向かった。

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