フィギュアスケートの四大陸選手権を制し、主要国際大会初の金メダルを獲得した宇野昌磨（２１）＝トヨタ自動車＝が試合から一夜明けた１０日、米カリフォルニア州アナハイムの会場で取材に応じた。

　「きのうはドーピングが終わって（深夜）１時過ぎで、そのまま寝て、そのまま（会場に）来た感じなので、何も…。本当に忙しいなということしか」と、ゆっくり勝利の味をかみしめる間もあまりなかった様子。

　「試合後も言った通り、達成感というものがかなり薄かったかなと思った。やはり練習あってこその試合」と振り返り、３月の世界選手権（さいたま）へ「ジャンプを全部成功させることがやはり、条件になってくると思う。優勝するにあたって、失敗しないっていうところが何より大切」と話した。