宇野昌磨、シルバーコレクター返上のV 主要国際大会で銀メダル6度

 逆転初Vを成し遂げ金メダルを手にする宇野昌磨
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 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(9日、アナハイム)

 男子フリーが行われ、SP4位からの巻き返しを狙った宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=はフリー世界最高得点を更新する197・36点、SPとの合計も自己ベストを更新する289・12点をマークし逆転で初優勝を果たした。2位は金博洋(中国)、3位はSPトップのビンセント・ゾウ(米国)。田中刑事は7位、友野一希は12位だった。主要国際大会(五輪、世界選手権、GPファイナル、四大陸選手権)で銀メダル6回と優勝にあと一歩届かないでいたが、悲願の金メダルとなった。

 宇野が上記の4つの大会に初めて出場したのは15年の四大陸選手権で、この時は5位だった。15-16年シーズンのGPファイナルで銅メダルを得て、羽生結弦に続く存在として活躍をし始めたが、16-17年はGPファイナル3位、四大陸3位、世界選手権2位。そして五輪シーズンの17-18年はGPファイナル、四大陸、五輪、世界選手権とすべて銀メダルだった。

 2022年北京五輪へ仕切り直しのシーズンとなった今季、GPシリーズ2試合を連勝して臨んだGPファイナルは4回転ジャンプで回転不足をとられるなどして2位。ネーサン・チェン(米国)に敗れた。

 優勝だけを目指して奮闘を続けていた。今年1月に、もともと痛めていた右足首を2度捻挫。現時点の競技に直接影響はないというものの、練習不足から来る体力面の不安を抱えていた。演技後はその場でリンクに崩れ落ちた姿から、全精力を注ぎ込んだ演技だったことがうかがえた。

 表示されたフリーの197・36点は羽生が持っていた190・43点の世界最高得点を超えるもの。超えられなかった壁を一つ打ち破った瞬間だった。

 【上位選手、日本選手の成績】

(1)宇野昌磨 フリー197・36点 合計289・12点

(2)金博洋  フリー181・34点 合計273・51点

(3)ゾウ   フリー172・04点 合計272・22点

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(7)田中刑事 フリー167・61点 合計251・54点

(12)友野一希フリー132・25点 合計206・41点

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