福士は全治1週間 3月の名古屋ウィメンズ出場へ「前向きに検討」

 27日の大阪国際女子マラソンで、35キロ付近で棄権した福士加代子(36)=ワコール=は両膝打撲傷、右前額部打撲傷、右肘打撲傷で全治1週間との診断を受けた。所属するワコールが28日、公式ホームページでMRIや医師の診断による検査の結果を報告した。また同ページには「検査・診断結果を踏まえ、怪我の回復を待ち、本人と相談の上、3月10日(日)名古屋ウィメンズマラソンへ出場を前向きに検討しておりますことをご理解頂きます様、宜しくお願い申し上げます」と記されており、3月の“再挑戦”へ意欲を示した。

 リオ五輪以来、約2年半ぶりのマラソン挑戦となった福士は、12・5キロ付近で他の選手と接触して転倒。大会事務局によると、右目横上、両ひざ、右肘、手のひらから出血があり、右目横は青く腫れていたという。

 本人はレース後「なるべく脚を痛めないようにと思って頭でカバーして頭をぶつけてしまいました」とし「20キロくらいまでは集中力は切れなかったが、25キロ手前で意識がモアーッとしてきて、やばいなと思いました。また足に乳酸がたまった感じがしてきて、屈伸などで流れが変わらないかと思いましたが、変わらなかった。ジョギング程度なら走ることはできましたが、35キロの給水で次のレースを考えて止めました」とコメントしていた。

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