フィギュア元王者のコフリン氏が自殺、33歳 世界中に衝撃走る

 フィギュアスケートのペア選手として2011年、12年の2度にわたり全米選手権を制覇したジョン・コフリン氏が18日(現地時間)、ミズーリ州カンザスシティーで自殺したことが分かった。USAトゥデー、ニューヨーク・タイムズなど米紙をはじめ、英紙デイリー・ミラーなど各国のメディアが報じるなど、世界中に衝撃が走っている。

 コフリン氏は、スポーツにおける性的暴行やハラスメントなどあらゆる虐待の撲滅を目的に設立された米国セーフスポーツセンターから亡くなる直前の17日、不正行為の疑いがあるとして、活動停止の暫定処分を受けていた。コフリン氏に関して、どのような告発があったのかは明らかにされていない。

 コフリン氏本人は亡くなる前の今月7日、USAトゥデーの取材に対し、「事実無根」とEメールで返答。「私に課された根拠のない申し立てについて、自由に話したいが、セーフスポーツの規則で(まだ調査中で)できません」と説明していたという。

 米紙によると、コフリン氏は父親の自宅で自ら命を絶った。姉妹のアンジェラさんが18日、Facebookで「本日、私の素晴らしく強くて信じられないぐらい優しい兄弟、ジョン・コフリンが自ら命を絶ちました。言葉がありません」と公表した。

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