錦織、ATPファイナルズはフェデラーと同組に 1次リーグ組み合わせ

 男子テニスツアーのATPが5日、今季ツアー上位選手のみが出場するATPファイナルズ(ロンドン、11日~18日)の一次リーグ組み合わせを発表した。世界9位の錦織圭は同3位でテニス界のレジェンドであるロジャー・フェデラー、同6位のケビン・アンダーソン、同8位のドミニク・ティエムと同組になった。

 錦織はフェデラーとは過去2勝7敗。直近のマスターズ・パリ大会でも4-6、4-6で及ばなかった。2014年のマスターズ・マイアミ大会での勝利を最後に6連敗している。

 アンダーソンとは錦織の5勝3敗。直近のマスターズ・パリ大会で勝利している。ティエムにも3勝1敗で勝ち越しているが、今年の全仏オープンで敗れている。

 もう1方の組はノバク・ジョコビッチ、アレクサンダー・ズベレフ、マリン・チリッチ、ジョン・イスナーの顔合わせとなった。

 この大会は今季1年の獲得ポイント上位8選手が出場資格を得る。錦織は9位だったが、4位のフアンマルティン・デルポトロが右膝の負傷のため辞退し、繰り上がった。また、2位のラファエル・ナダルも右足首の負傷などを理由に辞退し、10位のイスナーが代わりに出場する。

 通常のトーナメントとは異なり、4人ずつ2つのリーグで総当たり戦(ラウンドロビン)を行う。上位2人ずつが準決勝に進出し、勝者が決勝で顔を合わせる。

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