白鵬、右膝内視鏡手術へ 骨片を摘出、九州場所に不安

 大相撲の横綱白鵬が右膝の骨片を摘出する内視鏡手術を受けることが13日、決まった。18日に東京都内の病院で実施し、数日で退院する見込み。残りの秋巡業は休場する予定で、九州場所(11月11日初日)に向けて不安な状況になった。

 白鵬は足を引きずって歩くなど状態が悪化し、12日に巡業を離脱していた。13日に都内の病院で検査を受け、骨片が膝の腱や靱帯に当たることで痛みが生じ、炎症も起きやすいと判断された。

 白鵬は「ずっと痛かった。9月の優勝は奇跡のようだった。巡業でも土俵入りで心が折れそうだった」と説明。投薬治療では改善に限度があり、手術に踏み切ることにした。

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