日大アメフット新監督に橋詰功氏が就任 学生との対話を重視「選手と一緒に一から」

 悪質タックル問題で秋のリーグ戦への不出場が決まった日大アメリカンフットボール部は7日、辞任した内田正人前監督の後任として、橋詰功氏(55)が就任することを正式発表した。同氏は都内で会見し「期待と責任の重大さを感じている。選手と一緒に新しいものを一からつくっていけたら」と再建への決意を示した。9月1日付で就任する見込み。

 この日は部員全員と初対面した後、小雨が降る中、熱意を語った。勝利至上主義に傾倒していた前指揮官とは対照的に、橋詰氏は「単にアメフットが強いというより、日本一素晴らしいチームをつくりたい」と意欲。その上で「一人一人が社会に役立つ素晴らしい人間になり、その結果日本一になれたら」とビジョンを語った。

 指導者の選考基準にもあった自主性を重んじる考えを示し、「ある程度はコーチ陣が方針を出すが、僕も完璧ではないので間違うこともある。お互いに(疑問があれば)投げかけ合う関係をつくれれば」。学生との対話を重視しながら、不死鳥復活を目指す。

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