日本大学アメリカンフットボール部監督・コーチ選考委員会は７日、報道各社にＦＡＸを送信し、新監督の橋詰功氏、新コーチの泉田武志氏の名前を正式に発表した。

　ＦＡＸには日本大学の意向も確認したとして「平成３０年度シーズンへの参加の可否に関わらず、中長期的な視点でアメリカンフットボール部の改革を進めるべく、選考委員会の選考した監督及びコーチ候補者を採用する意向であることが確認された」と説明。また、新監督、新コーチの所属先にも「理解を得られた」として、改めて新監督として橋詰氏、新コーチとして泉田氏の名前を公表した。

　日大アメフット部は、今年度のリーグ戦参加について、関東学生連盟と同連盟の検証委員会から、復帰は認められなかった。だが検証委員会から、監督・コーチ選考委員会が策定した選考基準などについて概ね適切という評価を得たことから、選考委員会側も「日大アメリカンフットボール部の改革を推し進めるにあたって適切な人物であると評価されたものと認識している」と、橋詰氏、泉田氏選出に自信を見せた。

　今後、新体制を支える他のコーチ陣については新監督、新コーチが中心に構成していくとしたが「選考委員会はこれに協力して参ります」と全面バックアップも宣言。オブザーブ機能については「第三者委員会や検証委員会からの指摘を踏まえながら日本大学と引き続き協議を進めて参ります」とした。

　なお、橋詰氏、泉田氏はこの日午後に会見予定。