富士山麓などを巡る２０２０年東京五輪の自転車ロードレースのコースが正式に決まったことが２３日、複数の関係者への取材で分かった。国際自転車連合（ＵＣＩ）が２１日まで開いた理事会で承認した。五輪の開催地に山梨県が加わり、東京都以外では１道８県で実施されることになった。
関係者によると、承認されたのは男子２３４キロ、女子１３７キロのコース。男子は東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツ施設付近を出発し、相模原市、山梨県道志村などを通過。山中湖や富士山麓などを周回して富士スピードウェイ（静岡県小山町）にゴールする。女子は富士山麓の周回部分などがカットされている。
