志々目の目に涙「世界一になれてうれしかった」

 「柔道・世界選手権・女子52キロ級決勝」(29日、ブダペスト)

 女子52キロ級の志々目愛(23)=了徳寺学園職=が初出場で金メダルを獲得した。

 緊張感から解放され、うれし涙がを伝った。決勝で角田夏実との日本人対決を制した志々目は「今まで悔しい思いをしてきた。世界一になれてうれしかった」とこみ上げる喜びに身を委ねた。

 準決勝でリオ五輪女王で世界ランキング1位ケルメンディを撃破。文句なしの優勝にも「まだ強い選手はたくさんいる。組み手も課題だし、技も内股ばかりなので増やしたい」と貪欲に語った。

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