宇野昌磨【一問一答】平昌五輪へ4回転「安定感をもっと磨いていく」

 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(19日、広陵)

 男子フリーが行われ、SP2位の宇野昌磨(中京大)は冒頭で4回転ループを公式戦初挑戦で成功させたものの、後半に3回転アクセルのミスが出るなどし187・77点、SPとの合計288・05点で3位だった。会見では気持ちの甘さがミスを招いたと反省しつつ、来年の平昌五輪へは4回転ジャンプの安定感に磨きをかけていくことを誓った。以下、一問一答の要旨。

 -演技を終えて。

 「前半4Lo(4回転ループ)が決まって、練習ではなかなか決められない中、本番決められたのは跳びたいという気持ちの表れ。でも後半3A(3回転アクセル)、確率の高いジャンプ2つの失敗は、前半の4回転を降りたことで、気持ちが強くいけなかった。3Aだから跳べるだろうという気持ちの甘さから失敗につながったと思う」

 -昼からの開催について。五輪も実際はそうだが、どう調整したか。

 「朝早い練習で、試合も早いのが分かっていたので、早く寝て早く起きた。それを早められたらいい。今日は近くのホテルで休憩した。やった感じそんなになので、大丈夫かなと思う」

 -この4年、この競技はすごく進んでいる。1年後の自分がこの会場でいくつ、何種類の4回転をすると思うか。

 「来年のことは全然考えていないけど、いまの時点で5本4回転跳べる選手がいて、どんどん増えて、今年中にももっと増えるんじゃないかなって思うけど…。僕もどんどん種類を増やしたいし、でもその中で安定して降りる、安定してプログラムを滑ることができた選手がトップに来ると思うので、僕は種類と言うよりより、安定感をもっと磨いていくことが大事かなと思います」

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