羽生結弦「イエーイ!」圧巻リカバリー2位 フリー、合計で今季ベスト

 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(19日、韓国・江陵)

 男子フリーが行われ、SP3位の羽生結弦=ANA=は今季最高の206・67点、合計も今季最高となる303・71点で2位に入った。途中、ミスもあったが圧巻のリカバリーで観客を驚かせた。優勝は4回転ジャンプ5本を着氷させた17歳のネーサン・チェン(米国)で307・46点。宇野昌磨=中京大=は4回転ループを公式戦で初成功させたが、288・05点で3位だった。

 冒頭の4回転ループ、続く4回転サルコーに成功したが、後半の4回転サルコーからのコンビネーションが2回転になった(2回転サルコー-1回転ループ)。その後、4回転トーループ、トリプルアクセル-3回転トーループを決めた。

 そしてトリプルアクセルからの連続ジャンプという要素を、4回転トーループからの連続ジャンプ(4回転トーループ-2回転トーループ)に変更し得点を稼いだ。最後も3回転ルッツから3回転アクセルとして巻き返した。

 フリーは自己ベスト(219・48点)に迫る206・67点で優勝したチェンを上回り1位だった。合計でも303・71点のハイスコア。得点を見届けると「イエーイ!」と喜びの声を上げ、オーサーコーチと抱き合った。

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