宝富士 2敗死守で首位タイ浮上!!上位戦終了でビッグチャンス

 「大相撲名古屋場所・10日目」(19日、愛知県体育館)

 西前頭2枚目の宝富士が大翔丸を押し出して勝ち越しを決めるとともに、2敗を守って首位タイに浮上した。既に上位戦を終了しており、2012年夏場所の旭天鵬(現大島親方)以来の平幕優勝の可能性も出てきた。大関稀勢の里は松鳳山に突き落としで敗れて2敗目を喫し、首位に並んではいるものの、綱とりに黄信号が点灯した。十両宇良は阿夢露に敗れて3敗目を喫した。

 今場所のダークホースがついにトップに並んだ。宝富士は立ち合い素早く左を差し、大翔丸におっつけられると、差し手を抜いて、左から強烈ないなし。たまらず泳いだ相手を振り向きざまに押し出した。

 幕内に上がってから10日目までの勝ち越しは、9日目で給金を直した2013年初場所以来2度目。「ちょっと緊張したけど、落ち着いて取れた。体も動いているし、珍しく突っ張りも効いた」と、タレントのマツコ・デラックス似のマスクに笑みを浮かべた。

 取組後、1敗だった稀勢の里と高安が相次いで敗れ、2敗で賜杯レースのトップタイに押し上げられた。「優勝?いや、次は10番勝つのが目標」と謙虚に話したが、続けて「11番勝ったら優勝も見えてくる」と本音も飛び出した。

 前夜、アキレス腱(けん)断裂で休場中の兄弟子・安美錦からSNSのLINE(ライン)で「こういうチャンスはないから、しっかりやるように」と励ましを受けた。実際、既に1横綱3大関との対戦を終えており、同部屋の日馬富士、照ノ富士とは取組がないだけに、平幕優勝のビッグチャンス。「押されない自信はついたので、落ち着いて臨めば、自分の相撲を取れる」。終盤一気の伸びで混戦の賜杯レースを抜け出す。

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