宇良が3敗目 捨て身の居反りも腰砕ける 痛めた右足首は「捻挫みたいなもの」

阿夢露(右)の懐に潜り込む宇良=愛知県体育館(撮影・佐々木彰尚)
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 「大相撲名古屋場所10日目」(19日、愛知県体育館)

 奇手居反りで知られる西十両8枚目の宇良(24)は元幕内の阿夢露に浴びせ倒しで敗れ3敗目を喫した。前日痛めた右足首をカバーするためか、二字口まで下がって仕切り、相手のフトコロに飛び込んだが、これを外されて土俵際に詰められた。最後は捨て身の居反りを狙ったが、腰が砕けて相手に押しつぶされてしまった。

 この珍しい仕切りは過去に「学生時代に1度使った」ことがあるそうで、今回は「俵に足を掛けて地面と斜め45度にする角度が、足首が痛くないポイント。あそこでだったら相撲が取れる」という理由からだった。

 前日、病院での診断は「ひ骨筋損傷。捻挫みたいなもので長引くようなものじゃない」とのことで「朝起きた時は痛いが、徐々に慣らして。今日も治療に行ってきた」と話した。

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