錦織3勝で日本、史上初のデ杯WG8強

 「男子テニス国別対抗戦・デ杯ワールドグループ1回戦、日本‐カナダ」(1日、有明コロシアム)

 シングルス2試合が行われ、日本は3日連続で登場した世界ランク18位の錦織圭(24)=日清食品=と同140位の添田豪(29)=GODAITC=が勝ち、通算4勝1敗とし、81年に始まった現行のワールドグループ(WG)史上初の8強入りを果たした。錦織は、第2セットで腹筋を痛めたフランク・ダンセビッチが棄権。エースがシングルス2勝、ダブルス1勝と活躍し、昨年4強のカナダを破った。WGは世界の上位16チームで争われ、日本は4月4~6日の準々決勝で、3連覇を目指すチェコを有明コロシアムに迎える。

 日本の歴史的勝利を祝う歓喜の輪の中心に錦織はいた。3日間でシングルス2試合、ダブルス1試合の計6時間6分を戦い、大車輪の働きでチームを初の8強に導いた。

 日本にとって、4度目のWG挑戦。エースは「日本にとって大きなことで、心からうれしい。この勝利をみんなで分かち合いたい」と、満面の笑みを浮かべた。

 序盤からエンジン全開だった。ノータッチの決定打を12本も奪い、第1セットを先取。第2セットの第1ゲームを破り、ダンセビッチの戦意を喪失させた。同じく3日連戦で「デ杯でなければ出なかった」と疲労困憊(こんぱい)の相手に対し、錦織は「筋肉痛はあったけど、プレーに問題はない」と気にしなかった。心技体全てで格下選手との違いを見せつけた。

 2008年にデ杯デビューしたころにはアジア・オセアニアゾーン1部を突破できず、WG勝利には程遠かっただけに「信じられない気持ちもある」と実感を込めた。12年全豪オープンで日本男子として80年ぶりの8強入りを成し遂げた男が、日本のテニス史をまた塗り替えた。

 世界の上位国の一角に仲間入りし、4月には準々決勝が待ち受ける。「強敵と戦うことになるけど、チャンスはある。チーム全員が力をつければ、もっと上に行ける」と力強く言った。

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