大谷翔平SNSで「ラスト侍」指名 小園「頑張ります」侍チェコ戦でWBC初出場へ「どんな形でもチームに貢献」
広島・小園海斗内野手(25)が10日・チェコ戦でWBCデビューすることが濃厚となった。3連勝で1次リーグ首位突破を決めた侍ジャパン。野手で唯一、出場していない小園だが、井端弘和監督(50)は、出番の少ない選手を積極的に起用する方針を明かした。大谷翔平選手(31)がSNSで小園についての投稿するなど、注目が高まる中で快音を響かせる。
THE LAST SAMURAIが、いざ出陣だ。ここまでの3戦は野手で唯一、出場機会のない小園。WBC初出場が濃厚となる10日・チェコ戦に向け、「出番があれば頑張ります」と短い言葉に思いを込めた。
チームは3連勝で1次リーグ首位突破を確定させた。井端監督が送り出すスタメンはほぼ固定され、選手たちもその期待に応えている。特に「8番・遊撃」で3試合連続スタメンの源田はチームトップの打率・571と驚異的な数字をマーク。球界屈指の守備職人が攻守にわたって欠かせぬ存在となっており、同じ遊撃を主戦場とする小園の出番が限られている現状だ。
そんな盤石の布陣に新風を吹かせるチャンスが巡ってきそうだ。井端監督はチェコ戦のスタメンについて、「そんなに打席に立っていない選手もいる。いい打席を送ってもらえれば」と、ここまで出番の少なかった選手を積極的に起用する方針を示唆。ベンチで戦況を見つめていた小園らの起用が濃厚となった。状況次第では途中出場にとどまらず、待望のスタメン出場を果たす可能性も十分に考えられる。
世界のスターからは粋な激励が届いた。大谷は8日の試合後に自身のインスタグラムのストーリーズを更新。小園とのツーショット写真に「THE LAST SAMURAI」と記して投稿すると、小園もすぐさま「ラスト侍頑張ります」と反応した。世界を席巻する二刀流から直々に受けた“最後の侍”への指名。憧れのスターも注目する打席で快音を響かせ、自身の価値を証明する。
試合出場こそないが、小園の表情は明るい。試合中は野手最年少としてイニング間の外野でのキャッチボールをこなすなど献身的にチームを支えている。自身の状態については「試合に出ていないので分かりません!」と笑い飛ばしたが、その瞳に宿る闘志は消えていない。
10日・チェコ戦を終えると、14日からはマイアミに場所を移し、いよいよ準々決勝が始まる。負けられない戦いで昨季、首位打者と最高出塁率の2冠を獲得した若鯉の力が必要になる場面は必ず訪れる。WBCに向け、「どんな形でもチームに貢献したい」と意気込んでいた小園。大会連覇へのラストピースとなる覚悟はできている。
