大谷翔平 2死満塁で打席も二塁走者の牧が牽制タッチアウト「焦ってしまった」捕手からの牽制球に戻れず チャレンジも認められず 井端監督「申し訳ないことをした」

 「WBC東京プール presented by ディップ 侍ジャパン4-3オーストラリア代表」(8日、東京ドーム)

 侍ジャパンの大谷翔平選手が四回2死満塁での第3打席で、二塁走者の牧が牽制タッチアウトになるまさかのシーンがあった。

 この回、先頭の岡本が2番手・ソーポルドの代わりばなで冷静にボール球を見極めて四球を選んだ。続く村上は左飛に倒れたものの、牧が左前打でつないだ。

 1死一、二塁となり、源田は初球から積極的にスイングを仕掛けた。2球で追い込まれた中、最後は中飛に打ち取られた。2死と状況が変わり、若月も3球で追い込まれた中で、懸命に粘って四球を選んだ。

 2死満塁となって打席には大谷。東京ドームのボルテージが一気に高まった。ここでニルソン監督がベンチを自らマウンドへ。交代を告げ、変則左腕・タウンゼントを投入した。

 ベンチ前で相手投手の特徴を把握し打席へ。サイドスローから投じられた初球は内角高めに抜け、かろうじてよけた。2球目のスライダーはフルスイングするも右翼線へのファウルとなった。3球目のインサイドは冷静に見極め、カウントを作った。

 4球目は見逃して追い込まれた中、捕手が二塁へ牽制球。飛び出した牧はいったんタッチアウトとなり、チャレンジは認められなかった。まさかの形で侍ジャパンが好機を逸した。

 その後、先制されるも七回に吉田の逆転2ランで試合をひっくり返し、八回にダメ押しした侍ジャパン。最後は大勢が連続被弾で1点差に迫られたが、逃げ切り、グループC1位通過を決めた。

 試合後、牧は「少し焦ってしまった。帰ることを意識しすぎてしまった」と明かし、「いい反省として」と前を向いた。チャレンジが認められなかった井端監督は「私が反省しないといけない」と責任を背負い、「走者の反応を見て手を挙げたけど、それでは遅いということで。申し訳ないことをした」と説明していた。

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