【高校野球特集10】甲子園を沸かせたプロ注目球児たち
花咲徳栄の優勝で幕を閉じた全国高校野球。熱戦に次ぐ熱戦で高校球児たちがこの夏も沸かせてくれました。プロから熱い視線を浴びた選手たちの戦いぶりをまとめました。
公開日:2017.8.25
【広陵・中村奨成】大会新を連発!本塁打6!打点17!塁打数43 大会タイ19安打&6二塁打

初戦で右方向へ2発! スカウト陣の評価急上昇
バックネット裏の評価も急上昇だ。ブレーブス・大屋スカウトは「今大会No.1の野手。すぐアメリカに来てマイナーから鍛えたら面白いと思う」と高評価。「体の力もあるし、地肩が強い。スケールもある」(阪神・田中スカウト)、「プロで十何年レギュラーとして出られるものを持っている」(中日・中田スカウト部長)と称賛が相次いだ。
広陵・中村2発!「今大会ナンバー1野手」スカウト陣評価急上昇

オリックス・柳川スカウトは「モノは間違いない。捕手だけでなく、遊撃手もできる。アマの中ではトップ。12の枠(1位指名)の中に入っているでしょう」と熱視線を送った。
広陵・中村、聖地3号3ラン 打てる捕手だ9の7!スカウト「アマでトップ」

3戦連発!捕手で4発は史上初!
「全国高校野球選手権・3回戦、広陵6-4聖光学院」(19日、甲子園球場)
広陵・中村4発!聖地3戦連発 清原の大会記録「抜く」
3回戦残り4試合が行われ、広陵(広島)は今秋ドラフト上位候補・中村奨成捕手(3年)の今大会4本目となる決勝2ランで聖光学院(福島)に勝利した。1大会4本塁打以上は、6人目。清原和博(PL学園)が記録した大会最多5本塁打の快挙も“射程”に捉えた。チームの8強進出は準優勝した2007年以来10年ぶり。

