【高校野球特集10】甲子園を沸かせたプロ注目球児たち
花咲徳栄の優勝で幕を閉じた全国高校野球。熱戦に次ぐ熱戦で高校球児たちがこの夏も沸かせてくれました。プロから熱い視線を浴びた選手たちの戦いぶりをまとめました。
公開日:2017.8.25
準決勝で2発、清原超えた!1大会6本塁打


「全国高校野球選手権・準決勝、広陵12-9天理」(22日、甲子園球場)
広陵・中村、イッキ清原超え!大会新6号 打点、塁打も!トリプル大会新
甲子園の長い歴史に新たな1ページを刻んだ。広陵(広島)の中村奨成捕手(3年)が2本塁打を放って今大会6本塁打とし、清原和博(PL学園)の1大会個人本塁打記録の5本を更新した。さらに同打点記録、同塁打記録も一気に塗り替えた。
新記録達成しても準Vに満足せず「プロの舞台で悔しさを晴らしたい」
「高校野球選手権大会・決勝、花咲徳栄14-4広陵」(23日、甲子園球場)
広陵・中村プロ志望明言「プロの舞台で悔しさ晴らしたい」【一問一答】
大会新記録の6本塁打を放っていた中村奨成捕手(3年)は5打数3安打。今大会通算19安打で大会タイ記録とした。また、二塁打も通算6本とし、1大会最多二塁打記録に並んだが、この日は本塁打が出なかった。
-今後については。
広陵・中村プロ志望明言「プロの舞台で悔しさ晴らしたい」【一問一答】
「この悔しさを糧に、プロの舞台に立って、悔しさを晴らしたい」
-数々の打撃記録を残したことは。
「優勝して、記憶にも記録にも残りたかった。満足していない」
【花咲徳栄・西川】「打撃は天才的、プロでもヒットメーカーに」

「全国高校野球選手権・3回戦、花咲徳栄10-4前橋育英」(19日、甲子園球場)
花咲徳栄、破壊力抜群3試合28点で8強 冬から磨き「甲子園で成果」
花咲徳栄(埼玉)が夏の甲子園で2015年以来となるベスト8入りを果たした。1回戦の開星(島根)戦、2回戦の日本航空石川(石川)戦でともに9得点、3試合で28得点という攻撃力を発揮している。この日は初回に先制適時打を放った西川愛也外野手(3年)ら3人が3安打を放つなど13安打で10得点を記録した。
