【高校野球特集10】甲子園を沸かせたプロ注目球児たち
花咲徳栄の優勝で幕を閉じた全国高校野球。熱戦に次ぐ熱戦で高校球児たちがこの夏も沸かせてくれました。プロから熱い視線を浴びた選手たちの戦いぶりをまとめました。
公開日:2017.8.25

「全国高校野球選手権・3回戦、花咲徳栄10-4前橋育英」(19日、甲子園球場)
前橋育英・丸山 大会タイ8盗塁も…大差の敗戦に悔し涙止まらず
前橋育英(群馬)の丸山和郁外野手(3年)が大会記録に並ぶ1大会通算8個の盗塁を記録した。先発マウンドにも立ち4失点も、初回に三盗、五回も二盗を決め大会記録に並んだ。が、2回戦・明徳義塾戦での捻挫もあり全力を出し切れず「自分の管理不足。悔しい」と悔し涙は止まらなかった。
【秀岳館・川端】初戦で横浜を封じて実力証明

秀岳館は一回に5長短打で3点を奪って主導権を握ると三、七回にも加点した。先発川端は140キロ台の直球が走り、6回を2安打1失点と危なげない投球。2番手田浦が一発を浴びたが、反撃をかわして逃げ切った。
横浜4-6秀岳館 秀岳館、反撃かわし勝利
「全国高校野球選手権・2回戦、広陵6-1秀岳館」(17日、甲子園球場)
秀岳館のプロ注目左腕・川端は涙も「この高校に来て良かった」
秀岳館(熊本)は終盤に突き放され、4季連続の4強入りはならなかった。プロ注目の最速148キロ左腕・川端健斗投手(3年)は七回途中7安打3失点で降板。退任する鍛治舎巧監督への思いを問われると、何度も声を詰まらせ「自分をここまで成長させてくれた。この高校に来てよかったと思う」と涙をぬぐった。
【北海・阪口】148㌔出すも途中降板 プロの評価は上昇

【木更津総合・山下】初戦突破目前で…あと1人から逆転負け

