広島・持丸 圧巻の3盗塁阻止!スローイング改善手応え「右足にためたものを、早く爆発的に左足に体重移行」 正捕手確保へ

 「フェニックス・リーグ、西武10-1広島」(19日、南郷スタジアム)

 広島の持丸泰輝捕手(24)が19日、宮崎市の南郷球場で行われた「みやざきフェニックス・リーグ」西武戦で、3盗塁を阻止した。今秋から意識するスローイング時の下半身の使い方が好結果に結び付いた。来季、正捕手の座を奪うためには、守備面での安定が必要不可欠。積み重ねる結果を手応えに変えていく。

 ハイライトは四回無死一塁だった。ファーム中地区で26盗塁を記録した川田が代走起用された。持丸は「絶対に走ると思った」。直球のサインを出した3球目。捕球から素早く、力強い送球で二塁タッチアウト。二、三回に続き3度目の盗塁阻止だ。

 好送球を支えているのが意識改革だ。1軍では軸足に体重を乗せ過ぎ、左足を踏み込んだ時に体重移動ができていなかった。日南合流後、左足への体重移動を素早くすることに重きを置いた。

 「倉さんと話をして、自分でも見つめ直した時にそう思った。右足にためたものを、早く爆発的に左足に体重移行できるように、送球練習からやってきました」

 倉2軍バッテリーコーチの助言も受け、始まったスローイング改革。その努力が実る、圧巻の3盗塁阻止だった。

 今季は102試合に出場し、盗塁阻止率・210はリーグワースト。捕逸数9も同ワーストタイに終わった。「チームの中で、やっぱり弱い部分を見せられない」。守備力強化を最大のテーマとする今秋だ。

 目指すのは正捕手の座、ただ一つ。だからこそ八回、菊地のフォークを横にそらしたプレーには反省の言葉を並べた。

 「前に止めないといけない。自分にプレッシャーをかけながらやっていきたい」。技術を磨き続ける若き扇の要。地道な反復練習を、確固たる自信につなげてみせる。

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