広島・小園 連敗も不振も脱出だ!昨季打率・352の6月、好相性の日本ハム撃ちへ「1試合1試合やっていくしかない」

 広島の小園海斗内野手(25)が1日、6月戦線での打撃上昇へ決意を示した。ここまで49試合に出場して打率・219と苦しんでいる。さらにチームは現在、球団史上初となる交流戦開幕から6連敗中。借金12を抱える危機的状況の中、昨季のセ・リーグ首位打者の上昇が立て直しの鍵を握っている。

 個人としてもチームとしても、長いトンネルを早く抜け出したい。50試合を終え、チームは18勝30敗2分けの5位に沈む。6連敗で借金も一気に12まで膨らみ、取り巻く状況は厳しい。主軸としての期待を背負う小園は自らの成績に目を向け、「1試合1試合やっていくしかない。先のことは見ていない」と強調。素直な思いを明かした。

 上昇への手がかりもなかなかつかめていないのが現状だ。日々の練習では「探り探りやっている」。31日・ソフトバンク戦(ペイペイ)の試合前練習中には福地打撃コーチから指導を受けながらティー打撃を繰り返す場面もあった。小園は自身の打撃について、バットとボールがコンタクトする時に「ちょっと滑っている」と表現する。力のない打球が増えてしまっていることが低空飛行が続いている要因の1つだと捉えている。

 修正点は明確になっているが、意識や試行錯誤の成果がまだ結果に結びついていないのがつらいところ。福地コーチは「彼が打ちまくって打線が活発になっていくことを期待したい」と語る。首脳陣からの期待値は依然として高いだけに、早期の上昇が待たれる。

 前向きな部分に視線を移すと、昨季の小園は5月に月間打率・185で苦しむも、6月に・352のハイアベレージをマーク。その勢いに乗ってセ・リーグ首位打者へと駆け上がった。

 今年も6月戦線で上昇していくために…。2日から対戦する日本ハムからは昨季、12打数6安打の打率5割と打ちまくった。さらに2日に先発予定の伊藤大海からも三塁打を含む3打数2安打を記録している。得意な相手を打ち砕いて、浮上のきっかけをつかみたい。

 今年は3月に侍ジャパンの一員としてWBCを戦い、その流れで開幕を迎えた。調整も思うようにできないまま、ここまで49試合に出場し、打率・219、0本塁打、9打点。打撃の状態は「良いとは言えない」と語るが、それでも巻き返しへ「何とか(上げていけるよう)頑張っていきます」と力を込めた。

 チームは正念場を迎えている。ここで力を発揮してこそ、真の主軸といえる。

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