阪神ドラ1立石“外弁慶”打破だ 17の1甲子園で「ホームラン打ちたい」 剛腕・平良撃ちへ修正力がポイント
阪神のドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=が1日、甲子園で2日から始まるホーム6連戦での躍動を誓った。ここまでビジター球場では好成績を残しているが、本拠地・甲子園で、なかなか力を発揮できていない。打線の鍵を握るルーキーが、自身の悪い流れを断ち切り、“外弁慶”の脱却を目指す。
今度こそ聖地を熱狂させる。立石は「いつもと変わらず、(チームが)勝てるように貢献したいと思います」と力を込めた。大歓声を独り占めする番がきた。
甲子園ではここまで4試合に出場。デビュー戦となった5月20日の中日戦ではヒットを放ち、7点差をひっくり返す、大逆転勝利を呼び込んだ。ただ、そこから当たりが止まり、現在14打席連続無安打。ビジター球場では打率・400、1本塁打、5打点をマークしている中、甲子園では17打数1安打の打率・059と結果を残せていない。
前回の甲子園では、パ・リーグの壁が立ちはだかった。日本ハム戦では、3月のWBCで侍ジャパン入りした伊藤から2三振を喫するなど、速球派ぞろいの投手たちに苦しめられた。「それぞれのピッチャーに強みがある。そういうボールを捉えられるように、技術をつけていきたい」とリベンジに燃えている。
悔しさを晴らすのに格好の相手がくる。2日・西武戦の先発はここまで8試合で防御率0・68と抜群の安定感を誇る豪腕の平良だ。「やっぱり毎打席、感じることはあると思うので、試合の中でどんどん変化していけたらいいなと思います」。“平良撃ち”へ、いきなり結果が出ずとも、冷静に修正できるかが、大事になる。
久々の快音はもちろん、自然と期待がかかるのが、甲子園初本塁打。師匠の森下や佐藤輝といった先輩たちが、豪快なアーチをかけるのを目の当たりにしてきた。「(甲子園で)ホームランは打ちたいです。自分の魅力がなくなるので、しっかり振っていきたい」。結果にはこだわるが、自身のストロングポイントを消すつもりはない。
前のカード、敵地でのロッテ3連戦はすべての試合で出塁。31日には6試合ぶりのマルチ安打を放つなど、状態は上向きだ。2日は台風接近に伴い、悪天候が予想されるが「試合はやると思って、いきます」と準備は怠らない。
2日から本拠地で迎え撃つ西武と楽天は、昨季6連敗を喫した相手だ。ただ、ルーキーの立石にとって、嫌なイメージなど全くない。再びタテジマに身を包み、豪快なスイングで興奮の渦を巻き起こす。
