広島・秋山 新井監督“結果主義”に呼応「ありがたい」 「前向きにやりたい」2000安打まで残り168本

 サンドスキー場の上で笑顔を見せる(左から)板山、秋山、五十幡(撮影・開出牧)
 ティー打撃を行う秋山
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 広島の秋山翔吾外野手(37)が11日、静岡県下田市の吉佐美運動公園で日本ハム・五十幡、中日・板山らと行っている自主トレを公開した。2年連続Bクラスからの逆襲へ、選手起用においての結果主義を鮮明に打ち出す新井貴浩監督(48)の方針に呼応する形で「実力で見せる」と気合。自らへの期待感も口に出し、世代交代の荒波に身を投じる決意を示した。

 積み上げたものがある。豊富な経験もある。正念場とも言える今季の戦いを前にしても秋山の根幹は変わらない。毎年恒例の下田自主トレ。今は「事前段階の体力づくり」の時期であることを強調し、例年と比較しても練習メニューに大きな変化はない。その中で細部を突き詰めて課題克服と巻き返しに向けて汗を流す姿があった。

 昨季は開幕3戦目で右足関節外側靱帯を損傷してリズムを崩すなど、1軍で64試合の出場にとどまり、「思うようにならなかったシーズン」と振り返る。新井監督は昨季終盤で若手を超積極起用。世代交代へかじを切り、「ベテランに関しては、より結果でものを言ってほしい」と求めている。

 掲げられた“結果主義”の旗印。その考えに秋山は「僕はありがたい」と言った。「監督がその方針であれば実力で見せる。だから使われないってことは、実力がないって判断されてるということだと思うのでね」。世代交代の必要性は理解する。チャンスは若手よりは少ないかもしれない。横一線だが、平等ではない競争の中でのアピール機会で、違いを見せる準備を進めている段階だ。

 この日は球際のボールを捕る動きを繰り返し、昨年課題が露呈した両翼の守備力向上へのアプローチの一端を披露。打撃では連続ティーで鋭いスイングを見せて状態の良さをうかがわせた。

 加えて体力面にも目を向ける。2月からのキャンプや、その先のオープン戦では独自調整が許されていた昨年までとは違って、競争の輪の中に組み込まれる可能性もある。今年の自らの立ち位置は定まっていない。だからこそ、「いろんな状況に対応していけるように」という思いで全ての基礎となるフィジカル強化に心血を注ぐ。

 今年から会沢とともにチーム最年長者となった。プロ16年目を迎え、日米通算2000安打までは残り168本。「ここからは毎年、自分でどう決断するかという感じになると思う。与えられた状況でシーズン終わった時とかに何個の選択肢があるか。選択肢がないと思ったら、辞める方向になる。そうならないように前向きにやりたい。ちょっと自分に期待したいところもあるので」とほほ笑んだ。どんな状況でも前進姿勢は失わない。愚直に結果を追い求め、世代交代の“例外”となる。

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