広島・新井監督 即戦力候補ルーキー7人の競争心あおった「どんどんガツガツ奪い取りに来るように」握手交わし「よろしく」
「広島新人合同自主トレ」(10日、大野練習場)
広島・新井貴浩監督(48)が10日、廿日市市の大野練習場を訪れ、新人合同自主トレを視察した。2月の春季キャンプで1軍スタートが内定している即戦力候補7選手には競争を強く意識させる言葉をかけた。1年目だからといって“お客さま扱い”はせず、戦力として鋭い視線を注いでいくことを宣言した。
鋭い視線の先には初々しい金の卵がいた。新人たちのキャッチボールやノックに目を向けた後、新井監督は満足そうにうなずいた。「みんないい動きをしてるなと思った」。高校生の指名は1人だけで即戦力候補が多い今年のドラフト組。実際に生で動きを見て、寄せる期待はさらに大きく膨らんだ。
屋内練習場に到着すると、集まってきた新人たちに声をかけた。「チャンスはある。でもそのチャンスを最終的につかみ取るのは自分自身だからね。どんどんガツガツ奪い取りに来るように」。引き締まった表情で耳を傾けていた一人一人と「よろしく」と言いながら固い握手を交わし、優しくほほえんだ。
すでに高校生のドラフト6位・西川と昨年11月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた同7位・高木以外は、育成2選手も含めて春季キャンプ1軍スタートを明言している。「良ければ使うし、1年目だからとかはなしで、競争の枠にどんどん入ってきてもらいたい」。投打の柱を欲する中、新芽にも貪欲なアピールを求める。
即戦力候補の新人たちを見定める目は「去年ぐらいまでとは変わるかな」と力を込める。すでに既存選手と競争できるだけの力を有していると踏んで、キャンプでも特別な扱いはしない方向だ。
「新人の選手がたくさん出てきてくれれば、チーム力も上がる。彼らの動きを楽しみにしています」と新井監督。今年のカープは新人たちも大きな鍵を握っている。





