広島・秋山 「88年世代」ソフト・柳田から日本一イズム吸収だ「結構厳しい目線を持っている」 トークショーで共演

 軽快なトークを披露する秋山。右は柳田(撮影・高橋涼太朗)
 トークショーで笑みを浮かべる秋山(左)と柳田
 トークショーを開催した(左から)秋山、柳田、福田氏
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 広島・秋山翔吾外野手(37)が27日、広島市内で同学年のソフトバンク・柳田悠岐外野手(37)、元ソフトバンクで現在はマリナーズの特任コーチ兼コンサルタントを務める福田秀平氏(36)とスペシャルトークショーを行った。今季、5年ぶりに日本一を奪還した鷹の大黒柱から“日本一イズム”を吸収し、来季の戦いへ備えていく。

 スター選手がひしめく「88年世代」を代表する選手たちの登場に、会場は歓声と熱気に包まれた。約90分間のトークショーで、集まった708人の野球ファンを大いに沸かせた秋山。「年末の忙しい時期に集まって、楽しい時間を過ごしてくれたならよかったなと思います」と笑顔で振り返った。

 同世代の3人は巨人・坂本と田中将、中日・大野、楽天・前田らが名を連ねる球界屈指の“黄金世代”の一角。中でも秋山にとって柳田は、西武時代に何度もタイトル争いを演じてきた間柄で、「意識せざるを得ない関係。リーグが離れても、やっぱり頑張ってるなと思う」と特別な存在であることは変わりない。

 常勝軍団の大黒柱から学ぶことは多い。今季、5年ぶりに日本一を奪還したソフトバンクにおいて、柳田はチームの中心的存在。最年長として抜群の存在感を放つ。

 一方、秋山も来季は会沢とともにチーム最年長となる。控室では年長者としてのチーム内での役割などを意見交換し、「(柳田はチームに対し)結構厳しい目線を持っている。やっぱり強いチームにはこういうリーダーがいる。いい時間でした」と収穫を口にした。

 来季はカープ移籍5年目。2年連続Bクラスから巻き返しを狙うチームにおいて、ベテランの復活は心強い材料となる。「(柳田は)強いチームにいる。やっぱりそこは目指していきたい」。同学年からの刺激を胸に復活を期す。

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