広島・坂倉 巻き返しへ“新相棒” バットは巨人丸仕様「0.25インチ短く」 ミットは青&黒2種

 広島・坂倉将吾捕手(27)が5日、“新相棒”で来季は逆襲すると誓った。大阪市内で行われた「ミズノブランドアンバサダーミーティング」に出席。キャッチャーミットに改良に加え、バットも今季前半に使用していた物から少し短くした。近年下降する自身の成績に目を向け「もう一回、上がりたい」と強調。攻守で本領発揮の準備を整える。

 坂倉は真剣なまなざしで、キャッチャーミットの感覚を確認した。変更点は「革だけですね。形はそんな大きく変えていない」と明かした。

 今季は黒のミットを使用したが革が硬く、「はじきそうという感覚があった。その不安要素を消したいと思って」と捕球面の向上を求め、微調整に着手した。

 11月にミズノのミット工場を初訪問。同社で作成する「Dブルー」という青が入った革を勧められた。黒より柔らかい「Dブルー」を用いたミットを秋季キャンプで試したが「ちょっと柔らか過ぎるなと」と完全にフィットしなかった。

 並行して依頼した黒のミットは黒がベースで、でき上がった革を柔らかくする加工が施された。「しっとりした感じの革になっている。(今後は2種類を)使って、いい方をオーダーしていく感じ」と見通しを語った。

 バットは今季途中、巨人・丸からもらった物と同じ形を発注。シーズン前半に使用していたバットより「0・25インチ(約0・6センチ)短くした」と操作性を重視した。

 今季は104試合の出場で打率・238、5本塁打、37打点。いずれも一昨年から成績を落とした。「全てにおいて数字が下がってきているので、もう一回上がりたい」と意気込み、「わがままを言いつつ、たくさん作ってもらっている。活躍して喜んでもらえるのが一番うれしい」と坂倉。メーカーへの恩返しを誓い、巻き返しに向けた準備を着々と進める。

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