広島新外国人に最速157キロのターノック エルドレッド氏尽力 「先発の中でのトップ候補」FA即アタック実る

 広島は22日、来季の新外国人としてフレディ・ターノック投手(26)=前マーリンズ=と契約合意に達したことを発表した。契約金は50万ドル(約7800万円)で、年俸は100万ドル(約1億5600万円)プラス出来高払い。球団は最速157キロ右腕を先発候補として高く評価しており、交渉過程ではブラッド・エルドレッド駐米スカウト(45)の尽力もあった。(金額は推定)

 球団関係者が「先発の中でのトップ候補」に位置づけていた逸材の獲得に成功した。2年連続Bクラスからの逆襲を期すカープに楽しみな助っ人が加わる。入団が決まったターノックは気合満点なコメントで広島での活躍を思い描いた。

 「2026年に広島東洋カープに加入できることに、これ以上ないほど興奮しています。日本の文化を体験し、チームが成功を収めて優勝できるように貢献できることを楽しみにしています」

 右腕は193センチ、84キロの恵まれた体格から最速157キロを投じる速球派。加えて、ブレーキの利いたカーブやチェンジアップなども操り、高い奪三振率を誇る。球団関係者は「今までずっと狙っていた投手。真っすぐが強くて角度がある。先発でも150キロ以上をコンスタントに投げられる」と評価した。

 メジャーでは通算11試合の登板で2勝1敗1セーブ。今季はマーリンズでプレーし、メジャーでは5試合登板で1勝0敗1セーブだった。マイナーでは通算156試合に登板し、23勝31敗4セーブ。156試合のうち101試合で先発をしており、3Aでは今季29試合に登板し、4勝2敗4セーブ、防御率3・28だった。

 球団は今季序盤から右腕の動向をチェックしていた中、11月に入ってFAとなったタイミングで即アタックをかけた。交渉過程ではエルドレッド駐米スカウトがターノックと直接面談。まだ26歳という年齢もあり、メジャーにとどまることが念頭にあったターノックに日本での生活や状況を説明し、気持ちがNPB挑戦に傾いていったという。

 今季のカープの先発陣は森下、床田、大瀬良、森、玉村が中心となったが、2桁勝利到達者はいなかった。来季は栗林、岡本、辻といった面々が先発挑戦する見込みで高、佐藤柳、滝田、常広らの若手もローテーション入りを目指している。ドラフト2位・斉藤(亜大)も先発の即戦力としての評価を受けており、争いは熾烈(しれつ)だ。

 さらに球団は外国人中継ぎ投手の獲得調査も継続中。今季55試合に登板した来日2年目のハーンの去就と合わせて検討していくことになると見られる。8年ぶりのリーグ制覇へ着々と戦力を整えていく。

 ◇フレディ・ターノック(Freddy Tarnok)1998年11月24日生まれ、26歳。米国出身。193センチ、84キロ。右投げ右打ち。投手。2017年MLBドラフト3巡目でブレーブスに入団し、22年にメジャーデビュー。アスレチックス、フィリーズを経て、今季はマーリンズでプレー。メジャー通算11試合で2勝1敗1セーブ。マイナーでは通算156試合で23勝31敗4セーブ。

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